バカリズムと言えば、女子力が高くなりたいから大胆に真似しちゃう、イラッとする女性の役を演じ、驚きと賞賛の声が挙がったお笑いタレントだ。
ほんと、彼のコントは人をよく見ているものが多く、それをネタにブラックユーモア溢れるコントに仕上げてしまうのだ。
スケッチブックにリアルな絵を描き、ペラペラと紙芝居のように捲りながらズバッとツッコミを入れるコントも面白い。
そんなバカリズムが脚本した『黒い十人の女』が好評だ。船越英一郎と名作映画を交えて、現代版にリメイクしている。
女優が10人も出る事で話題となったが、成海璃子や神田久未、佐野ひなこ、トリンドル玲奈、佐藤仁美などが出演し、豪華にドラマを彩っている。それぞれの持ち味を活かし、1人の男の不倫相手を演じているところが面白い。
第1話の視聴率は3.1%、2話で3.9話だった。ジワリジワリとその視聴率を上げている。
なかなか色の濃い脚本を手掛けるバカリズムは、今までに、『素敵な選TAXI』『櫻坂近辺物語』『かもしれない女優たち』なども手掛けている。
来年には、マギーと司会を務める音楽番組『バズリズム』のスペシャルLIVEが横浜アリーナで開催されるという。きゃりーぱみゅぱみゅなど、豪華ゲストも出る素敵なライブだ。
そんなバカリズムの本名は升野英知と言う。1975年11月28日、福岡県田川市の生まれ。驚く事に、日本映画学校の俳優科を卒業している。
当初、バカリズムは2人で結成していたが、ピンで活躍する事になった。実家は弁当屋で、小学校時代は町内の野球チームで活躍した。中学、高校時代も野球部に入部している。
好きな食べ物は蕎麦とは、なんとも古風だ。超インドア派だから、ああいった絵を何枚も書けるのだろう。
寒い事が大嫌いだが、風俗は大好き。でも、女性の目を見ながら会話をする事がダメとは、なんとも矛盾している。デートをするプランとしては、お茶から食事、そしてお茶をする。