ゲジゲジ眉毛がトレードマークの加藤諒は優しいムードメーカーだった

加藤諒
2016年に大活躍している加藤諒は、バラエティ番組に欠かせない存在となっている。太いゲジゲジ眉毛とボサボサの頭、仕草も笑顔もお姉のようなところがあり、見る人に不気味さを与える。

身長は160cm・・・どうも寸胴で顔が大きいだけに背が低く見えてしまう。26歳にしては老け顔で、ファッションセンスもダサい。

ニヤけた顔は気味悪く、仕草もナヨナヨとしていて引く。そんな加藤は多摩美術大学を卒業しているインテリだ。頭も良く、就職先にも困らないであろう加藤は、あえて芸能界の道を選んだ。

子役としてデビューして依頼、脇役としてその演技の実力を磨いてきた。最近はバラエティー番組でその実力を見せ、視聴者を笑わせる。早口で人の批評をする嫌味な役から、独特な個性を持つパタリロの役まで自分のものにしてしまうのだから、彼の演技力は高い。

高校時代には学校で女子と舞台のマネをしては周りをわかし、同級生を楽しませていた。西郷隆盛ばりの濃い顔はとても印象に残り、妖艶な役でお茶の間を震えあがせる。

何を考えているのかが掴めない雰囲気がある加藤だが、優しい性格の持ち主でもある。通る人が荷物を落としてしまったら拾ってあげるし、駅まで連れて行って場所を教えてあげるのだ。

こんなところが彼の魅力でもあり、憎めないところ。いつもは女性的な優しさを見せる加藤だが、舞台の『Naruto』では凛々しい表情と激しいアクションをなんなくこなす。

そんな男らしい表情も、大好きなホラー映画による影響が大きい。1人で深夜にホラー映画を観れば度胸がつく。驚いた時には明るいきゃりーぱみゅぱみゅの楽しいダンスを踊って体力を付けるのも、激しいアクションでもこなせるようにするためだろう。

来年も独特な笑いのセンスで楽しませてもらいたい。