本田圭佑は、大阪府摂津市出身の金髪でイケイケのサッカー選手だ。19歳に名古屋グランパスに入り、その実力を認められてはACミランから声が掛かるほど、サッカーの上手い選手だ。
自分のプレイに厳しい本田にしたのは、祖父母の影響が大きい。父方の祖父母に預けられては礼儀や勉強に明け暮れ、釜本那茂から本格的なサッカーの指導をしてもらい、技に磨きをかけた。
教育に厳しかった祖父母からの影響か、愛読書は『三国志』。その本を読んでは全て頭の中に入れるのが本田のやり方。これは、サッカーにおいても基本となることかもしれない。
そんな本田は、数々の名言を残している。『失敗するのがカッコ悪い？』『やらない自分が1番カッコわりいよ』という。
困難にぶち当たれば『壁があったら殴って壊す。道が無ければこの手で作る』と格好良くキメる。また、『自分に打ち勝つことが成功するのに1番大事！』と語る本田は、これらの名言通りに生きている。
人に決められることを嫌う本田は「自分の道は、自分が決める」と考えるし、トライする前には気持ちの準備をし、成功も神様が褒美としてくれたものであると考えるところが素敵だ。
世界に飛び出て得た教訓は『誰にでも意見を言う権利がある』と学んだようだ。夢を掴みたいけど挫折しそうになったこともあるようで、『夢は努力をやめた時点であきらめたことになる』と語る。
確かに、中田自信も夢に向かってひたすら練習し、自分を信じて頑張ったからこそ、世界からオファーがくるほどにまで成長した。
とにかく、試合をする前の準備段階から試合は始まるというこの男は、何事も段階を経て取り掛かれるところが、着々と成功する道を切り開けた理由なのだろう。