顔に真っ白な白粉を塗りたくり、唇にちょこんと赤い口紅をのせた小梅太夫のその容姿は、女形を得意とする梅沢富美男からヒントを得たようだ。
1997年から本格的にお笑いの道に進み、コンビではボケを担当した。でも、解散し、2005年に人気番組『エンタの神様』でプレイクする。
彼の持ちネタは扇子を匠に振り回しながら「テンテケテンテン」と言い、クネクネと回って自虐ネタを披露しては最後に「チックショー」というキメ台詞を言うコントだ。
なんとも奇妙なコントだが、女性や子供から特に人気があり、バラエティ番組に引っ張りだこであった。
ところが、私生活では少し小言が多く、妻とはあまり楽しい生活は長続きしていない。とうとう2009年には離婚をしてしまう。
それにしても、小梅はマイケル・ジャクソンに憧れる人であり、彼を真似ては踊ったり、歌うことが好きだった。でも、コントにはあまりそのダンスは生かされてはいない。
稼いでいた時に最も多かった月収は400万円だった。今ではほとんどテレビでは見かけないほどだから、当然、収入も減少している。
それでも太る小梅は、朝食と昼食を抜くダイエットをし、3日で3kgも痩せたという。
元々、79.6キロあった体重が68.0キロまで落としたというのだから、なかなか頑張る人だ。酒蒸しや春雨料理、ミックス野菜など女子並みのダイエット食も取り入れ、本格的にダイエットしている。
それにしても、4,800万円で建物を購入しては賃貸経営しているが、元を取るには30年はかかると言う。自分は死ぬまで慎ましい暮らしをし、息子に楽に生きて欲しいという親心なのだろう。
またブレイクする日を願う。