グウエン・ステファニーはバリバリのアメリカ人という感じだが、「日本こそ私の居場所」と言うほど日本をこよなく愛している。かなりの親日家でもあり、日本のポップカルチャーを始め、ファッションにも夢中。
近頃は、日本のアニメがフランスやブラジルなどの国の若者も惹きつけ、アニソンまでブームとなっている。グウエンもその中の1人で、彼女は原宿が特にお気に入りで、個性のあるファッションに興味津々。
日本大好き人間となり、「私は日本人になるべきだわ」と日本好きを豪語する。もっと日本のファンと日本語でコミュニケーションを図ろうと、日本語も少しだが習得し、近々来日したいと考えている。
だが、驚くのは、年齢だ。若いファッションとメイクで若く見えるが、なんと47歳なのだ。
どう見てもその派手な姿は20代に見えるのだが、この40代でも実にポップでハイセンスなところが、さすが自由の国アメリカだ。
20代で日本のアニメや服に興味がある人は多いが、40代後半にもなる女性が日本のアニメに興味がある人はまだ少ない。
グウエンが日本に興味を持ち始めたのは、アメリカに日本のカルチャーブームが起こる前からだった。40年前に日本を知るきっかけを作ってくれたのが、仕事でよく日本に行ってはお土産を買って来てくれる父だった。
それから日本の伝統やモダンさも知ることとなり、”日本人にならなきゃ”と思ったと言う。
そんなグウエンは『ハラジュクガールズ』という日系人のダンサーグループを立ち上げた。でも、このグループはアジア女性のイメージが低くなるような「悪い部分を押し当てている」と不評だが、グウエンは「彼女たちを知れて素晴らしい」と嬉しがっている。
「自分の時間の半分は日本にあるの」と日本大好きアピールをする、いつまでも美しいグウエンなのだ。