2016年に入ってから一段と注目されている俳優が塩野瑛久だ。凛々しい目と高い鼻は昭和の2枚目俳優にも見える。彼には歳の離れた姉が2人いるのだが、可愛い顔だったから、子供の頃には女装させられてばかりだった。
クレープ作りが大好きだが、このクレープとの出会いは、実家がクレープ屋だったから。こんなイケメンがお店で働いていたから、女性客が放っておかなかった。客の進めで『ジュノンボーイ』コンテストに応募し、審査員賞に選ばれた。これが芸能界に進むきっかけとなる。
塩野は見た目が垢抜けているから、どんどん人の輪の中に入って行けそうだが、実は人見知り。でも好奇心旺盛というところが愛嬌だ。また、気楽に生きている感じに見えるがストイック。
スポーツができそうだが、インドア派とことごとく期待を裏切るイケメンなのだ。
肉をガツガツ食べそうだが、甘党だから、おしゃれなカフェでアイスと大きいパイもぺロリと食べてしまう。好きな食べ物は?と聞かれればスイカと答え、一玉を丸ごと食べるという。
人からは「落ち着いているね」と言われる塩野は、喋る声のトーンが低い。話し方もどこかゆったりしている。
そんな塩野は「芯が一本通っているような男になりたい」と言う。昭和で言うところの高倉健のようになりたいのだろう。
カンヌ国際映画祭で助演男優賞をとりたいと言うあたりは、人々を演技で感動させる役者を目指しているのかもしれない。
これからますます活躍の場を広げ、個性ある演技で楽しませてもらいたいものだ。