平野ノラは2011年から芸能活動を開始した女芸人だ。角ばった肩パット入りの派手なスーツに身を包み、バブル時代に流行したファッションや言葉で観客を沸かすのが得意だ。
「ワンレン・ボディコン・舘ひろし」というフレーズを言っては長いソバージュを振り回すようにかき上げる。時にはもの凄くデカイ携帯電話で話しては笑いをとったり、宮沢りえが流行らした「ぶっとびー」と言っては目を見開き、観客を笑わす。
スポーツをするようには見えないが、中学、高校では9年間もバレーボールのキャプテンを務めていたという。
不動産関係の仕事をしており、宅地建物取引士の資格を持っている。デビューする前には付き合っている男性に「結婚して」とプロポーズされるが、芸人としての道を選んだ。
当初は『ババノラ』というコンビであったが、今は単独で活動している。
やたらと「舘ひろし」と文章の後に付けるが、大のひろしファンでもある。趣味は格闘ゲームや絵画と幅広く、マイケル・ジャクソンのダンスも得意としている。
見た目はちょっと怖いが、素顔の平野はとても綺麗と評判だ。なんと、小学時代には、男子が彼女を巡って奪い合いをしている。
そんな平野の家の近所には、芸人のやしろ優が住んでいる。おすそ分けとしてスイカを差し入れるあたりは、なんだか昭和のご近所付き合いのようで素敵だ。
でも、平野はいつもスイカバーばかり食べている人で、そこにスイカを差し入れるのだから、なんともおかしい。
平野は人に差し入れをする時には、これもまた懐かしいナタデココを選ぶという。
8月だけでも22回もの単独企画ライブを行っているというのだから、芸人に人生を捧げる頑張り屋なのだ。