岡田結実は、ますだおかだの岡田圭右の娘だ。まだ10代だが、顔立ちがハッキリしているせいか、20代半ばに見える。
バラエティ番組に引っ張りだこで、可愛いのに父親の「わおっ」という決まり台詞を言ってはおちゃらけるところが視聴者の共感を得るところだろう。
黙っていればなかなかの美女である岡田は、年末年始はTV番組出演者ランキングで堂々の1位になるほど活躍した。
ちなみに、男性部門では1位に桜井翔がランクインしている。
テレビ出演も増えたというのに、司会者としても活躍する父親とはいまだに番組で共演したことがないという。
どうも、両方とも共演NGを出しているようなのだ。
いつもサービス旺盛で人当たりもいい父親の圭右だが、娘のプライバシーなどを考慮して、あえて娘の質問に答えないようにしている。
娘もそれを知ってか、父親のことを少しだけ話すが、プライベートなことになると口を閉ざす。
仲が悪いのではなく、逆に良い。だからこそ、売れている父親が関わることで娘の仕事を邪魔してはいけないという親心から、あえて言わないようにしているのだ。
”父親の七光り”的な扱いは視聴者にも嫌われる。売れたいのなら「自分の力でやること」を考えている圭右は、小さいうちから娘をモデルとして働かせたのも、その精神を養うためだったのかもしれない。
父親だって今でこそ人気番組の司会を務めてはいるが、昔は売れない芸人時代があった。だからこそ、仕事があるのならたとえ子供であっても自分で働く喜びと意味を知ってもらいたいと思ったのかもしれない。
いつもは「閉店ガラガラ」と言うひょうきんな圭右だが、家では頑固。お笑いのセンスはおいといて、今では珍しく昭和の香りがする父親像を貫く岡田圭右が素敵だ。
結実は2016年の秋からはレギュラー番組も2本決まった。第2の関根まりの座を得たようで、”世の中のお父さんの理想の娘”として活躍している。
『誰だって波瀾爆笑』のMCになり、ますます収入もアップした。