ハワイから帰宅したキムタク
SMAPの木村拓哉が22日、休暇も兼ねた家族旅行を終え、ハワイから帰国した。無類のサーフィン好きとして、長年、千葉県に大きな別荘を建て、そこから目の前の海へと乗り出してはサーフィンを思いっきり楽しみ、近頃は夏休みになると家族を連れてハワイに行くのが恒例となっている。
今年は色々な騒動があったにも関わらず、やはり子供と愛する妻と共にハワイで長期休暇をとった。この行動が、更にメンバーよりも家族との絆を優先したことにもなり、メンバーのみならず、世間の不信感を強めることになった。成田空港に降り立ったキムタクの顔は真っ黒に日焼けをし、去年のSMAP5人でのインタビューの時と同じハットとメガネを掛けた姿だった。メディアの間では、これはSMAPの一員として存続への期待を込め、同じ格好を選んだのではないかと囁かれている。
解散を希望する香取と草なぎとは違い、グループ存続を願っている木村だが、弟のように可愛がっていた香取が木村に対して強い不信感を抱いていることから、一緒にグループとして活動するのは難しい。やはり、独立騒動の時に会社に残る選択をしたのが決定的に二人の間に大きな溝を作ったようだ。
メンバーとしては、長年、自分達で築き上げた強い絆と友情を妻の”会社に残って”という一言で木村が独立を拒んだのは、酷くメンバーを動揺させた。”裏切り者”とメンバーの間で出ており、グループとして5人が揃ってまた楽しく活動できそうにはない。
孤立するキムタク
SMAPxSMAPの番組でも、木村だけがメンバーから孤立している状態で、ほとんど目も合わせない。木村のツッコミにいつもは反応する草なぎや稲垣も無視。中居にいたっては距離をおいて険しい顔を見せる始末。もう心は離れた気持ちが如実に表情となって表れている。
木村はラジオでも成田空港のインタビューでも「ほんとに(解散)驚かせてごめん」と言ってはいるが、なんだかまるで自分は悪くない、4人のメンバーが独立しようとして世間を驚かせてごめんなさいと言っているかのようだ。
今までも木村は1人独立問題や工藤静香との結婚など、メンバーにはしっかり相談なくいきなり決めるところがあったし、彼自身の少し生理的に受け付けない行動や言動もメンバーの気持ちを引かせたところもある。
結局解散の道を選んでしまった
15年前にはすでに仲間割れ問題が上がり、グループとしてやっていきたくないという気持ちが4人のメンバーにはあったというのだから、この解散も”木村から離れたい”と強く思ってのことだろう。
”自分自身は変わってない”と言う木村だが、メンバーが変わろうとしている時にはやはり変わらなければ、グループとして受け入れられないのは当たり前だろう。どこまでも妻を選んでしまう彼の愚かさが、解散を決定付けてしまったのかもしれない。