ここ最近、ニュース番組でテポドン、テポドンと頻繁にアナウンサーが発言する場面が増えているが、このテポドンとは一体、なんなのか?
これは、北朝鮮が長年かけて開発した弾道ミサイル。
ロケットのように素早く、遠距離にまで飛ぶというが、いつもその途中の海で落ちては失敗している。
この名は、アメリカが大浦洞という地名から付けたものであり、他にも、テポドン2号まである。
このミサイルの射程距離は、6000㎞とも言われるほどに遠距離にまで飛ばすことが出来る。
発射する場所は、舞水端里や東倉里にある。
その破壊力は半径1.5キロを焼き尽くすとは、東京の中心部はほぼ破壊するだろう。
ただ、ピンポイントで的を当てることは出来ない。
弾頭重量は750kgと意外にも小型。
しかし、化学兵器というものは、狙う相手に精神的にダメージを与える。
そもそもこのテポドンというミサイルは、アメリカを威嚇する為に開発されたという。
しかし、世界には更に破壊力の高いミサイルがある。
有名なのが、旧ソ連が開発したRS-20Zh15。
NATOのコードネームはSS-18サタン。
その重量は実に211トンもあるし、射程距離は1万キロ。
長さは36mとマンションの10階建てほどで、直径は3.2mにもなる。
中には常温保存が可能な四酸化二窒素や、毒性の強いジメルメチルヒドラジンなどが入っている核ミサイルなのだ。
他にも、ソ連にはツアーリボンバという、まるでボンバーマンのような名前の水素爆弾もあり、この破壊力は100メガトンにもなるという。
その破壊力は、関東地方が全滅するほど。
驚くことに、海の中にも弾道ミサイルがある。
潜水艦発射型弾道弾のトライデントⅡがそれだ。
そんなロシアの国民の平均収入は1ヶ月あたり、都市部では約80,000円、地方では40,000円と超絶低いが、ロシア製ビールは40円だし、新聞は20円ほどと物価が驚くほど安い。
500mlのミネラルウォーターは24円から47円、地下鉄初乗りの1回券は80円。
場所によっては12月や1月はマイナス10度以下になるが、1番暑い7月であっても最高気温が26度ほどにしかならないとは羨ましい。