ミュシャの幻想的な絵が日本で見れる!アールヌーボー♪生い立ち・作品・国立新美術館

ミュシャの幻想的な絵

幻想的な絵を描くアルフォンス・ミュシャは、現在でも人気の画家だ。

可憐で美しい女性をレトロ感溢れる描写に描くのが得意な彼の作品には、『ジスモンダ』『ヒヤシンス姫』『カーネーション』などの代表作がある。

彼は1860年にチェコに生まれた。中学校ではウスチー・ナド・オルリツィ合唱団に入り、聖歌隊として歌声を磨きながら、13歳で聖歌集の表紙を描いた。

19歳になると、舞台美術の工房で働いては金にし、夜は教室に通ってデッサンの勉強をする。

23歳でエマホフ城の絵画を修復することで、伯爵の弟がパトロンとなった。

25歳でミュンヘンの美術学校に入り、本格的に絵を勉強するが、27歳にはもっと視野を広げたいとパリに出る。

30歳にしてやっと挿絵がフランスの雑誌に取り上げられ、34歳の時『ジスモンダ』というポスターを手掛けたことで人気者となったのだ。

故郷のチェコを中心に、先祖でもあるスラブ民族について学び、そのアイデンティティを作品に表現した。

その画家の作品を20点も展示する『ミュシャ展』が国立新美術館で開催される。開催日は2017年3月8日から6月5日まで。

スラヴ叙事詩は、1911年から手掛け、17年もの歳月をかけ完成させた。このシリーズは人々の嘆き、悲しみ、苦しみを縦6m、横8mという大きなカンヴァスにギュッと詰め込んだ。

この作品には実に20点もの油彩画を描き出している。スラブ式典礼の導入やスラブ民族の神格化など、人々の絶望や期待、栄光など、スラブ民族の歴史を描き出した壮大な絵画なのだ。

この貴重な絵画をチェコ国外で展示するのは初めてのことだとは、なんとも見てみたいものだ。

チェコでは1960年代以降はクルムロフ城でしか展示されることがなく、しかも夏期だけ公開されるという大変に貴重なものなのだ。

会場にはアールヌーヴォー時代の作品でもある『蛇のブレスレット』と『指輪からスラブの連帯』という皿なども展示する。

素敵なミュシャの世界をじっくりと楽しんでみてはいかがだろうか?

この記事を読んだ方はこちらの記事も見ています