備えておきたい!アルファ米やふっくらパンなど味も楽しめる非常食の世界

災害用に備えたい非常食

今、非常食が熱い。少し前まではカンパンや缶詰、カップラーメンしかなかったが、最近では色々な企業が非常食の開発に乗り出し、フリーズドライ食からパウチ、スイーツなどが3年も5年も持つように作られている。

3年経ってもフワッと美味しいパンが缶の蓋を開けると出てくるし、水蒸気の力でビーフシチューや牛丼を温めて食べれる商品、1本でお茶碗1杯分のカロリーを摂取できる羊羹までお目見えしている。

この水蒸気でふっくらご飯とおかずが食べれるタイプの非常食は、水も電気もガスも使えない時のことを考えて作られている。その味も本格的だが、ネックなのは1食分が1,000円もするところだ。売れる数が少ないだけに、なかなか価格を安く出来ないところが課題のようだ。

ミネラルウォーターも5年も持つようになったし、ご飯は水を入れるだけでたったの3分で炊きたてに近い食感のご飯を食べれるというのだから驚く。このご飯にいたっては、注水する水の量を多くするだけで消化に優れた雑炊となるのだから、ますます進化している。

便利なアルファ米の防災食には実に味のレパートリーが豊富で、ドライカレーやえびピラフ、五目ごはん、チキンライスまである。開発者も実際に被災した状態で研究をし、いかに飽きず、いかに美味しく食べれるかを学んでは考えたという。

確かに、大地震などで被災すると、何週間もガスが使えない避難場所に非難することになる。支給される水分の無いような惣菜パンばかりではストレスになる。だからこそ、水分があり、腹持ちも良いご飯を食べたいものだ。

寒い冬のことも考えて、シチューライスや餡かけライスなどの非常食も開発している。今では3日分や1週間分のセットなどもあるから、どんなものを揃えたらいいかと悩んだら、そんな非常食を買ってみるといいだろう。

ポイントは、ご飯だけではなく、糖分の摂れるスイーツや栄養が豊富なスープ、吸収率の良い美味しいドリンクなども揃えられるかだ。

また、自分の体質に合うものを見つけておくことも大事だろう。

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