小林麻央がQOL改善手術を受け、外出するほどとなり、2人の子供に会っては会話を楽しみ、ホテルで楽しい時を過ごした。
元気な頃よりも眼の周りは窪み、気の毒なほど痩せ細ってはいるが、頭にショートのウィッグを被り、ワンピースを着て、しっかりした足取りで歩く麻央の姿に感動する。
毎日、自分の気持ちやその日に起こったことをブログに書いているが、これが精神的な支えになっているようだ。というのも、このブログを始めるきっかけとなったのが、女医からのアドバイスにあった。
幾つもの病院を転々としていたが、この女医に出会い、落ち込んだ気分が晴れやかになったという。ブログではリハビリも兼ねて自ら作った朝食などの写真が載っており、どれも手の込んだものばかりで驚く。中でも暖かなスープは野菜たっぷりで美味しそう。
毎日、すったニンジンジュースを飲んでおり、活力を付けている。
今回のQOLの改善手術では根治ができない。でも。本人の気持ちが変わることで病も治るのではという期待が込められている。
麻央がかかった乳がんという病気を防ぐには、まずは食事が大事。この食事のとり方によって、より予防する効果が上がると医師は語る。
35歳を過ぎると乳がんは急激に増加するが、チーズや牛乳などの乳製品は、”豆乳”でとった方がより乳酸菌を摂ることができ、免疫力を高める効果が上がるという。
また、1日に350グラムの野菜や果物を食べ、塩をとにかく控えることが大事。キノコや海藻類を積極的に食べ、玄米や全粒粉パンを選ぶ。動物性たんぱく質や脂質が多くならないようにし、砂糖の変わりに蜂蜜を使うといい。ビタミンCたっぷりのレモンも使おう。
若い人は特に油分を取り過ぎる傾向にあるが、エゴマ油やシソ油などの不飽和脂肪酸が多く含まれる油を選ぶといい。
なかなか忙しくて野菜が食べれないなら、野菜100%ジュースを飲んだり、グラノーラやソイジョイなどの健康食品を活用してみるのもいいだろう。