毎日、小学校に行く時にはノーパンで通っていた二枚目俳優の風間トオルは、カマキリをおやつ代わりに食べていたと極貧生活をテレビ番組でさりげなく語る。
父親の蒸発によって極貧生活に陥ってしまったのだが、その生活は悲惨極まりない。
バケツを紐で引っ張っては水を汲み上げる井戸であったため、よく飲み水にナメクジが入っていた。だから、塩水でうがいをして、喉を消毒したという。
家の前に生えているタンポポや草をとっては食べ、服は数日間着て汚れたら裏にして着た。銭湯に行くにもお金がないので、洗濯機の中に入り、服を着たまま体を洗っていたという。
もう食べ物も底をついてしまった時には、教科書を千切っては食べるというかなり貧しい子供時代を送っていた。
そんな風間トオルの本名は”須藤光春”というが、立派な名前で、とても極貧生活を送っていたようには思えない。
中学生の時にはショートボードを乗りこなし、現在でもサーフィンを楽しんでいる。”ロコ”という愛犬のために湘南に移り住み、大量にカレーを作っては近所の人とカレーパーティを楽しんでいる。
犬と海岸をよく散歩するが、他人の捨てたゴミを積極的に拾っては捨てている。野菜を皮ごと食べている風間は、環境のことも考えて生活する素敵な男なのだ。
ちなみに、腐っている弁当を食べてもお腹を壊さない。これは、子供時代の極貧生活により、胃腸がいつの間にか強くなったのだろう。
狼がテントの周りを徘徊していてもぐっすり寝れるし、乗っているセスナが地面に突き刺さっても怪我1つしない運の強さがある風間は、今は隙間風の入らない機密性の高い家に住んでいる。
浅野ゆう子と仲が良く、50代になっても魅力的な風間のこれからが気になる。