金正男がなんの毒で暗殺?兄を弟が?美人女性2人は北朝鮮?息子は?武器は?事件・空港・犯行手口

金正男

金正男が暗殺された。北朝鮮の金正日総書記の息子でもある金正男には腹違いで弟の金正恩朝鮮労働党委員長がいるが、どうも、この弟は兄が韓国へと亡命するのではと思い、5年前から暗殺計画を立てていたという。

兄がマレーシアにいたことを突き止め、2月13日にクアラルンプール国際空港にいたところを2人の女に毒殺された。

後ろから羽交い絞めにされ、たった2秒で犯行を終えている。犯行を終えた女はすぐに後ろを向き、左にクルッと折れているとは、軍人であると専門家は語る。

そんな液体で簡単に毒殺できるものなのかと疑いたくなるが、この毒は皮膚から入り込み、早く効き目を発揮する神経系の毒ガスだという。毒物の痕跡もなく、周りの人にガスがかかっていないところを見ると、液体の『VX』だとのこと。

北朝鮮は、過去に短時間で筋肉を麻痺させる薬が入っており、刺せば筋肉が麻痺して簡単に窒息出来るペンで暗殺したことがある。

このペン型の毒針は欧米のおしゃれな高級ブランド製のボールペンだから、胸元のポケットに入れて歩いても、まさか毒針とは分からないだろう。

刺すことが難しい時には、ボールペンの先端から弾丸を発射し、中に入っている毒を相手に確実に付けることが出来るタイプもある。

懐中電灯型もあり、暗い場所でも明るく照らすことができ、弾丸を3発装填できるものもあるという。

父親の次は息子のキム・ハンソルも暗殺されるのでは?との噂がある。これは、今の政治が気にくわない反体制勢力が、今回暗殺されたこの親子と連携していたから、生かしておいては危険ではないかとの考えがあるからだ。

マレーシアの現地紙では、この2人の女はベトナム人だとはいうが、北朝鮮人だと分析している。

犯行に及んだ後、この2人はタクシーに乗り、その後逮捕された。

金正男は、毒をかけられてから自らの足で空港内にあるクリニックに行った。だが、椅子に座ってからほどなくして意識を無くし、搬送中に死亡が確認された。

息子の行方も分からないという。

残された妻も大丈夫なのだろうか?

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