深夜にテレビで流れている『トリバゴ』というcmはご存知だろうか?そのcmにはなんとも美しい金髪の白人女性が出てくるから、印象に残っている人も多いと思う。
驚くほど流暢な日本語を話すのだが、この白人女性の職業は歌手であり、女優でもある。また、脚本家もこなし、ダンサーとしても活躍するマルチな才能を持つ才女。カリフォルニアではウェイトレスをしており、美形だからかなり目立っていたようだ。
名前をナタリー・エモンズといい、日本では”なっちゃん”の愛称で呼ばれている。コテコテのアメリカンかと思いきや、穴子飯が大好物というのだから笑ってしまう。
英語だけではなく、フランス語から日本語も話せて、『キューティーハニー』や『魔女の宅急便』のテーマソングまで歌えるというのだから驚く。
夢は日本でJポップの歌手としてデビューしたいと語る日本マニアな女性。
そんなナタリー・エモンズは、アズサパシフィック大学の演劇芸術学部を出て、大阪のUSJでシンガーとして働いていた。関西弁も話せるナタリーは、USJでは客がカメラを向ければピースサインをしてやんちゃなポーズをとるし、アップにすれば万遍の笑みを見せてくれるのだから、なんとも陽気な性格なのだろう。
すっかり大阪に染まったのか、龍の刺繍が入った黒のスカジャンを着こなすこともあった。
今風なギャルなのに、山口百恵の『さようならの向こう側』を歌えるなんて、かなり日本を勉強しているのだろう。2016年の6月には大阪でライブを開催したりと、日本でも意欲的に活動をしている。
美しい声のナタリーが歌う『アナスタシア』や『風の谷のナウシカ』など、実に色々な歌にチャレンジしており、歌う姿をYouTubeで聴ける。再生回数も増えているあたりは、彼女に注目する人が多くなってきているのだろう。
日本での活躍に期待したい。