元アナウンサーの小林麻央が乳癌になってから早2年が経つ。極秘に入院や退院を繰り返していたが、今年はずっと入院し、集中的に治療に専念していた。
夫は多くの記者を前に、自分の妻が進行性の乳癌であり、ステージ3の状態であることを明かした。
でも、妻は自信のブログを立ち上げては、多くの人に自分の気持ちを伝えたり、カツラ姿の画像をアップしては微笑む姿を公開していた。
治る見込みを持って医師も麻央も治療に専念していたわけだが、20日、肺と骨にとうとうガンが移転してしまったと生体検査の結果をブログで明かしたのだった。
肺や骨に移転するほどのガンはなかなか治る見込みがない状態でもあり、本人も「暗闇に追いていかれるような感覚」と落ち込む心境をブログに書いている。
たった10日の間にリンパ節から肺や骨に移転するとは、実にガンというものは進行が早い病気と分かる。もうステージ4では、いかに延命できるかを考える段階だ。ガンが確実に治るのは難しい。
一時は「家族全員で旅行に出かけたい」と海老蔵は希望を語っていたが、この段階までくれば、もう旅行どころではないだろう。
この悪性腫瘍罹患になる日本人女性が1990年代から急激に増え始め、14人に1人がかかっているという。35歳以下で発生すると死亡率が高くなり、40代後半の女性が最もかかりやすい特徴がある。
食の欧米化が進み、ストレスの多い現代社会においては、誰でもガンになりやすい。ガンを防ぐには、不規則な生活習慣や食事を見直すことも大事だろう。
姉の麻那が仕事を休んでまで懸命に看病してくれるのは、とても心強いと思う。
しかし、麻央の2人の子供は幼く、この子達が不憫でならない。
回復を祈る。