文学性の高い歌詞に拘るサカナクションの山口一郎は釣りが好き☆

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2005年に結成されたサカナクションのボーカルでもある山口一郎は北海道出身だ。ギターを弾きながら熱唱する姿が印象的で、高い声でダンスナンバーをスラスラと歌い上げるのも格好いい。文理なら偏差値が69にもなる札幌第一高校を出ている山口は、作詞も作曲も全てこなす。「音楽は文学だ」とも言う彼は、言葉を重視した作詞作りをしている。

父親は小樽市の市議会議員を12年も務めている。実家は喫茶店で、その喫茶店で流れていた懐かしい時代の音楽を山口は聴いていたことにより、フォークギターに興味を持つこととなる。

山口が始めてコピーした曲はイルカの『なごり雪』だ。海外の歌手で好きなのがサイモン&ガーファンクルとビートルズ。当時の独特なサウンドをサカナクションの曲に取り入れているようだ。

曲には独特なリズム感がある曲が多く、斬新で新しい。居心地が良く、気持ちもリラックスするような電子音楽はレイ・ハラカミにヒントがあるのだろう。

山口は背が高く見えるが、身長は168cmしかない。どこか草食系男子を思わせる風貌な彼の好物はグミだ。特にコーラ餅グミが大好き。

また、インドア派に見えるがアウトドア派でもあり、釣りが趣味。寝ても冷めても釣りのことばかり考える。だから、夜釣りも楽しむ。

文学性の高い曲の歌詞には俳人の寺山修司を、詩人では石原吉郎などの詩からヒントを貰っては書いているようだ。

そんな山口がリーダーを務めるサカナクションの曲でお勧めなのが、『アルクアラウンド』や『ホーリーダンス』『アイデンティティ』『夜の踊り子』『ミュージック』など。

スカッとする曲ばかりで、気分が落ち込んだ時にもお勧めだ。

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