あの温厚な内村光良が、手越祐也にイラッとしたことがある。なんと!芸能界でもトップクラスのお笑いタレントでもある先輩の頭を、クールな顔でピコピコとハンマーで叩いてしまったのだ!
いくらそこにピコピコハンマーがあったからといって、23歳も年上の頭を思いっきり叩くだなんて恐ろしい。叩かれた方の内村はカチン。現場にいた人はみな静まり返ってしまった。
なのに、手越は「僕の辞書には手加減というものがないもので」と涼しい顔で言うのだから、ある意味凄い・・・。
内村は「痛かったから、今度叩く時には9割くらいにして」と叩かれるのはOKとなんともお笑いタレントなりのコメントをした。
そんな人気番組のイッテQのメンバーに「最初の頃と1番変わったのは誰?」との質問に、宮川もイモトも迷わずに手越を指差した。
なぜかと言えば、先輩をだんだん慕わなくなってしまったから。
それでも仲良く番組を盛り立てては頑張る内村とメンバーは、手越との関係も上手くやっている。
だが、内村は過去に本気でキレたことがある。その男とはウド鈴木だ。本番だというのに、ちっとも台詞も覚えていないから話がかみ合わず、内村はふざけていると思ってキレたのだ。
しかし、内村という男は、普段は滅多に怒らないと有名だ。
たとえ有吉弘行に肌が白いからと「エリンギ」と言われようが、小学校の先生に「歌舞伎役者になれば」と言われようが、冷静でいられるのだ。
そんな内村は、謙虚で慎ましい暮らしをモットーとしている。
趣味は映画。でも、好きなら大きなテレビ画面で迫力のアクションを観たいだろうが、そこは慎ましい内村。12インチのテレビで観ている。
炒飯が大好きで、自分でも作ってしまうとか。なぜに好きかと言えば、「ご飯と具、味の一体感が絶妙」だから。
人の悪口も言わない。
だが、手越のナルシストぶりには「カッコつけてんじゃね~よ!」と酷くキレる内村なのだ。