近頃、妙に猫のおやつやキャットフードのCMが頻繁に流れるが、これには訳がある。
ちょっと前には犬を飼う人が多かったのだが、猫を飼う人がとても増えているのだ。その飼育数は犬よりも多く、猫好きが増えていることが分かる。
若い頃は犬が好きだったが、最近は猫の方が好きという人も多い。どうも、あのゆったりとした動きや鳴き声が癒されるという。
顔を見るだけでも癒される猫や犬が、老人ホームで寝たきりの老人を癒す効果もある。
実際に動物を飼った寝たきりの入居者の4割の人が、世話をするためにみな動きまわれるようになった。
病院の医師や最新の医療でさえ無理と思った寝たきり老人を治せるのだから、本当に驚く。
動くことで代謝も良くなり、顔色も改善している。セラピー効果も絶大で、気分も明るくなり、喋れるようになった人もいた。
幸せホルモンというものがあるのだが、飼い犬を抱くことでこのホルモンが出て、心身共に健康になるのだ。
このペットセラピーは、『生活に喜び与えるもの』を与える。
1人暮らしでペットを飼っている老人も多いが、老後は老人ホームで暮らしたいという人も多い。近頃はペットも飼える老人ホームが増えているから、調べてみるといいだろう。
家にそのまま住んではいたいが、ペットを飼う自信がない人は、ペットだけを預けられる老人ホームなどを利用してみるのもいい。
年寄りから子供まで虜にする人気の猫は、1位は『マンチカン』で脚が短い特徴がある。好奇心旺盛で社交的。
2位の『スコティッシュフォールド』は全体的に丸く、のんびりしていて、賢くて忠実。
3位には『ラグドール』がランクイン。フワフワして気持ちよく、忍耐強い。性格は冷静。
4位の『メインクーン』は賢くて穏やか。人懐っこさがあるところが可愛い。
猫もまったく見た目が違うが、性格も違う。
飼う時には自分の性格や好みに合わせて選べば、より楽しいペットライフが出来るだろう。