酒を飲むとしつこくなる?哲学的な話で人に絡む高嶋政宏は演技もクドい

高嶋政宏

高嶋政宏は22歳で本格的に映画俳優としてデビューした。ドラマ『キャリア』では熱い刑事役をこなし、色を添える。

父親は俳優、母親は女優である彼は、子供の頃から大変に裕福な暮らしをしているお坊ちゃまだ。中学や高校は成城学園、成城大学の法学部も卒業している。

実家は豪邸で常にジャズが流れているような家であり、誕生日にはピッチャーマウンドを庭に作ってくれたり、プロのマジシャンを呼んでくれたという。

6歳の頃にはフランス語やスペイン語も習わせてくれたし、食べたいものはたくさん食べさせてくれた。だから、小学校の頃は太ももがパンパンのおデブになり、小学4年には体重が100kgにもなってしまった。

子供が太っているというのに、弁当には牛肉の大和煮とハンバーグを入れてくれる母は、大らかな人なのだろう。

そんな高嶋の好きな食べ物は、駅弁やラーメン。自分でも料理を作るのだが、鶏肉の蒸し焼きや蓮根の煮物などを作るのだから素敵だ。

美味しい料理には必ず酒を飲むのだが、ワインから芋焼酎まで飲める高嶋は酒癖が悪い。哲学的な話をしては人に絡み、女性にはエッチな話もしてしまう。

でも、酔っ払わなくても、どこか理屈っぽく、しつこさを感じるところがあるのは愛嬌だろうか。演技にもそういった部分が出ているが、そこが高嶋の個性にもなっている。

酒豪でも健康に気を使っており、1日に5ℓもの水を飲み、自宅にある酵素カプセルに入る。なんと、チベット体操から加圧トレーニングまでするというのだからあっぱれだ。

洗濯や掃除も好きだし、オペラも聴く。でも吉本新喜劇を見るのも好きというのだから、なかなか面白い人だ。

妻のシルビアとは結婚して10年にもなるが、どうして惹かれたかと言えば、「彼女の元には何があっても戻りたいから」と高嶋は言い、シルビアは「予想が出来ない行動をするところが好き」と惹かれたという。

お互いに正直な意見を言える”同志”と言うあたりが、何年経っても仲良くいれるところなのだろう。

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