昭和の大女優、多岐川裕美の娘の華子が、驚きの生活を送っている。2年ほど前には深夜に志村ケンと共にコント番組で活躍していた。ゴールデンタイムのバラエティー番組にも出演したりと話題となったタレントだ。
でも、プライベートでは、仁科の息子とスピード離婚をしてから、めっきりメディアの前に姿を出さなくなってしまった。人々の記憶から遠のいていた矢先、華子が『ノンストップ!』に出演。
都内の不動産会社で、データを入力するジムのアルバイトをしている様子を取り上げられた。時給1150円となかなか高収入なバイトで、座りながらの仕事はやりやすいだろう。
女優の娘としてアルバイトなどはしたことがないらしく、タイムカードを入れる方法すら分からなかったという。笑顔も可愛く、朗らかなところが職場を華やかにするからか、バイト先の上司にはとても感謝されている。
デスクワークはずっと座りっぱなしだから、カイロを持っては冷え性対策を考える。
芸能界にいた時には収入も高かったから、高級なランチを食べれただろうが、今では380円の炒飯を食べる毎日だとか。
でも、その炒飯を食べる華子は、「凄くないですか?!」と安くても美味しいランチに感動し、喜んでいる。
バイトを始めたのは「生きていくため」と開き直り、「この先、年老いた母親を私が支えないと」と語るあたりは気持ちの優しい子なのだろう。
27歳にして「1000円を稼ぐのがどれだけ大変か」が分かったとも言い、芸能界で仕事をする上でもも、スタッフさんへの見方が変わり、感謝するようにもなったという。
このアルバイト生活は、大女優でリッチな生活を送ってきた1人の人間の心を大きく変えることになったようだ。
それにしても、朝の10時から夕方の18時まで仕事をするから、1日に9000円近くのバイト料になる。更に、週に5日出勤しているから、月に18万円にはなる。ほとんど正社員のようだ。
芸能界の活動は、ギャラが1回あたり15万円程度のローカル番組に、週に1本程度出ているようだ。
多岐川華子 1988年9月16日生まれ 堀越学園高校卒業
身長161cm 体重43キロ 2004年から芸能界活動開始