ジャンプをしても転倒しない!宮原知子はパントマイムをやっていた!?

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宮原知子は16歳に全日本選手権で優勝し、16年2月には世界ランク1位となった。いつも完璧な演技を見せる、驚きのスケート選手だ。147cmととても小柄ながら、滑らかな身体の動きは見事で、ジャンプも無駄のないフォームで完璧にこなす。

そんな宮原は、練習場に野菜をたっぷりと入れた弁当を持って行くという。きっと、軽やかに高いジャンプを飛べるように考えてのことなのだろう。いつもインタビューでは引きつった笑顔を見せるが、その理由は笑顔を作るのが苦手だから。

表現力をもっと養うために、パントマイムをしたり、陽気な曲に合わせてフラメンコを踊った。英語も得意だから、海外の大会では英語で対応している。学生時代では校内で英語のテストが1位になったほど得意。

どうも、英語に興味を持ったのは、医者の父親と母親の影響もあるらしい。子供の頃には2年半ほどアメリカのヒューストンに住んでいた。この時に宮原はスケートを始めている。親も家の中では英語で会話をし、子供の語学力を引き伸ばしたのだろう。

それにしても、父親は京都大学の医学部を卒業し、現在は京都私立病院の呼吸器外科の部長で、母親は京都大学医学部付属病院の呼吸器外科の講師までこなす。

父親は患者のために一生懸命に働いているが、スケート選手として活躍する娘を全力で応援している。後輩医師のために、「恥ずかしくない仕事ぶりを見せたい」と語るあたりは、宮原にも通じるところがあるのだろう。

関西大学高等学部で学び、関西大学に進んでは、勉強にスケートにと活躍するスケーターになることだろう。

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