仲間がライバル!宇野昌磨はその時に流れる曲で表現する

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宇野昌磨は、愛知県名古屋市出身のスケーターだ。159cmと小柄だが、その小さな身体からは漲るパワーを放ち、完璧な演技を見せてくれる、これからグングン伸びる期待の選手でもある。

5歳でスケートの楽しさに目覚め、全日本ジュニア選手権で3位になり、高難度のジャンプを身に着けては初めて出場したジュニアグランプリファイナルで優勝も果たす。

スケートは普通にリンク場に行った時にちょっとやっただけで、教室に入ってから滑りと技を磨いた。浅田真央に誘われて、自分も本格的に滑りたいと思ったという。

宇野は決められたことに拘らず、毎回、自分の感じた気持ちを表現するのだが、芸術でもある表現を自由に、どのようにするかをその時に考えている。

フィギュアスケートをやっていて、スポーツを長く続けてこれたのが良かったと言う。元々、宇野は運動神経があまり良くないから、スケートはそんな彼に自信をつけることになったのだろう。

そんな宇野は、スケートが趣味かと思いきや、テニスが趣味と言う。きっと、コートの上でも華麗なプレイを見せてくれるに違いない。

いつも気合で試合を乗り切っているから、どうも目力が強い。”跳んでやるぞ”という意気込みがとても顔に表れている。そんなところが格好いいところでもあり、男らしさも感じる。

「仲間は心を許せるが、時にライバルにもなる」という。自分自信の気持ちを高める存在でもあり、何かと良い刺激を貰っているようだ。

周りがほとんど女子ばかりの中で練習をしているから、話す相手もいない。男友達と遊べる時間もない宇野は、自分に与えられた才能を信じて、スケートに人生をかけることをキメたのかもしれない。

ますます今後の活躍を期待したい。

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