なんと、中高年がセックスをすると、低下していた記憶力が向上するという研究結果が出た。コヴェントリー大学で日々研究をするチームが結果を出したもので、50歳以上の人々の認知力テストや唾液を分析した結果、はっきりした関連性があると発表したのだった。
アルツハイマーは認知症の原因は、脳の老化と分かっている。中年になると体力の低下により、セックスもしなくなる人が増えている。こんな研究結果があるというのに、実にもったいないことをしているものだ。もっと積極的に、その年代に合うセックスをしてみるといいかもしれない。
このセックスというものは、運動と同じ効果が得られるから新陳代謝も向上し、血の巡りも良くなる。セックスを30分すると85kcalものカロリーが消費されるから、1時間もやれば170kcalにもなる。ウォーキングを30分すれば68kcal消費できるが、1時間のセックスは、実に1時間半近くもウォーキングをして消費したことになる。
愛する人と楽しくベッドの上で抱き合いながらの運動の方が、なんだか気分も明るくなる。愛されているということが気持ちまで優しくする。幸せな気分になるのは、オキシトシンと呼ばれる幸福ホルモンが出るから。このホルモンが増えれば増えるほど、気持ちよく寝ることもできるようになる。
確かに、セックスの後にはいつの間にか幸せな気分で眠りについている。朝もどこか目覚めが良く、元気が漲っているのだから驚く。肌も美しくなり、透明感が出るのも、良い睡眠ができるようになるからだろう。
ストレス解消効果もあるので、免疫力も改善する効果も期待できるから、風邪をひきにくい身体にもなる。
代謝が良くなれば脂肪燃焼にもつながるから、メタボリックシンドロームで悩む中年男性にも役立つ。
心身の改善に役立つセックスは、何かと人に良いことを齎すものなのだ。