元女子アナの小林麻央が、6月22日の深夜に都内の自宅で死去した。
34歳であった小林は、長年に渡る入院生活から退院し、自宅で安静にして乳癌の経過を見ることにした。
これが悪かったのか、その後また病院に逆戻り。
だが、少し体力が回復したようではあったが、顎に癌が転移したと報道が流れる。
それから数日で容態が急変。
2年以上にも及ぶ闘病生活に終止符が打たれた。
小林は闘病生活中に自分でりんごジュースやニンジンジュースを作っては飲み、栄養を補給。
一時は子供達と乗馬をしに遊びに行く回復ぶりを見せたが、この辺りから病態が悪化していったようだ。
妻の死に夫である市川海老蔵は渋谷のシアターコクーンで午後2時30分から会見を開き、目を真っ赤にしながら経過を語った。
ブログには「人生で一番泣いた日です」とアップ。
2008年から10年近くも愛を育んできたこの海老蔵と真央の間には、2人の幼い子供がいる。
まだ長女は5歳、長男は4歳だが、この二人も母親を亡くし、大変落ち込んでいるだろう。
小林が息を引き取る時、海老蔵は「愛してる」という言葉をこれから旅立つ妻に伝えた。
最後まで小林は夫の愛に包まれて旅立つことが出来たのだ。
6月20日の小林のブログ「ココロ」には、鼻にチューブを入れ、真正面からカメラに笑顔を見せる姿をアップしている。
この時にはオレンジも絞る力がないと書いているが、もうかなり体力も消耗。
輸血も4回受けたがガリガリに痩せてしまっているし、点滴をすることで安定しているとも書いている。
最後の最後まで色々な治療をしては頑張った小林だが、現在の医学を結集しても癌には勝てなかった。
天国では痛みと闘うことなく、花に囲まれて過ごして欲しい。