久々に見た新庄剛志は老けていた。現役時代は健康的でポジティブな印象であったが、顔はやつれ、ハキがない。
そんな新庄は『しくじり先生の3時間スペシャル』に出演し、『お金に無頓着』で人生を失敗話をした。
新庄は、プロ野球選手になってから稼いだ金を知人のAに預けた。
その知り合いAは会社も経営しているし、豪邸に住むなどの社会的にも権限のある人であった。
生活面もサポートしてくれたし、アドバイスをしてくれた。
そんな新庄はプロ野球で稼ぐ前にはほぼ貯金が0円であったとか。そんな時、Aは金になる「野球に行った方がいい」とアドバイスをした。
元々、野球の才能があったのか、現役時代に良い成績を出せたから、スポンサー料も高くなり、調子にのってしまった。「野球なんかマジバイト」と言ったこともある。
6年の間にプロ野球で稼いだ額は44億円!であった。新庄は、引退した後はその44億円を全て持ってバリに移住しようと考えた。
口座には税金を引いた22億円ほどはあるだろうと確認したら、2200万円しか入っていなかったという。
どうも、Aに勝手に通帳からお金を引かれており、「返してくれ」と言っても拒否されてしまう。
裁判を起こしたが、Aはすでに破産しており、裁判にもならなかった。
なんとか8000万円は戻ったが、この失態は17年間、まったく口座を確認していなかった本人にもミスがある。
新庄は、最後に「年に1から2回は通帳をチェックした方がいい」と言うが、できれば1ヶ月に1回は確認した方がいいだろう。
過去に新庄は、「服を格好良く着こなす為にはトレーニングはしない」とか「ほっとけ、俺の人生」と言い放つ。