『イッテQ』では体を張って仕事を頑張るデヴィ夫人だが、彼女には娘がいる。その名もカリナ・サリ・デヴィ・スカルノ。
中東のエキゾチックな美しさを感じさせるこのカリナは、デヴィ夫人が髪をおろした若い頃の姿にそっくり。
日本に帰国した27歳のデヴィは、娘を出産する。そして、すぐにフランスへと旅立った。
そのカリナはフランスのパリで育ち、日本でテレビのレポーターをしている。ニューヨークの広告代理店に転職し、2005年に結婚した。
この結婚相手はシティバンクに務めるフレデリック・シーガスといい、エリートの金融マンである。
見た目がそっくりであるし、1人娘であるから、さぞ仲が良いだろうと思いきや、仲が悪かった。
カリナが14歳の時にデヴィ夫人はインドネシアに1人で戻り、遺産を手にしようと戻った。この時に娘としては母親に捨てられたと思ってしまい、仲が悪くなってしまったという。
失脚してしまった娘は思春期でもあった為、母親の考えに反抗したようだ。
フランスに戻ったデヴィ夫人は、それからパエサという官僚と付き合うが、大金を投資してしまい、大損する。
成長したカリナは、大学に通う為にボストンに住むが、デヴィ夫人はアメリカに移住したいと行動を起こす。これをカリナが嫌がり、音信不通状態に。
カリナは息子のキランを産み、育てたが、2歳にしてしっかりとカメラを見据える顔が「イエズス・キリスト」のようだとデヴィ夫人は溺愛する。
アラン・ドロンのような顔に成長したキランは、フランス語からインドネシア語、オランダ語、英語が話せるイケメンに成長した。
孫には会うことを許されているデヴィ夫人は、50代になる娘とはこれからも一定の距離をおいて付き合うのだろう。
インドネシアで夫の遺産を貰いに行ったのも、大金を投資につぎ込んだのも、娘に金を残したかったからではないのか。
億の金があるにも関わらず、イッテQなどに出演しては芸人のごとく仕事をするのは、孫を喜ばせたいからかもしれない。
カリナ・スカルノ 1967年3月11日生まれ