HYといえば、若者を中心に支持されるバンドだ。メンバーはみな沖縄出身ばかりで、潮風を感じるメロディーが特徴的。
恋愛の曲を得意としているが、『極愛』は多数の投稿の中から選ばれた、ドロドロした恋愛劇を元に作られた曲だとか。
「NAO」という曲は仲宗根泉の友達の恋愛を元にした曲。その友達が「なおこ」と言うから、この題名となったのだ。この曲は片思いをした人にはすでに好きな人がいたという悲しさを表した歌詞が特徴的。
失恋ソングを歌にしたものも多い。「あなたに」や「366日」などがそれだ。この366日の歌詞には、別れてもなかなか好きになった人を忘れることができずに悩む気持ちをしっとりと歌い上げているのが胸にジンとくる。
「あなた」という歌詞には、愛する恋人の気持ちが薄れていく不安を表現している。別れるのが怖い、愛情を取り戻したいという思いが込められているのだ。
そんなHYのグループ名には『東屋慶名』Higashi-Yakenaが由来している。この頭文字をとり、HYにしたのだ。それだけ地元愛が強いのだろう。
このバンドは男性が4人、ボーカルを担当する仲宗根泉の女性1人で組まれている。全員沖縄県のうるま市出身とは仲が良い。仲宗と新里英之は過去に付き合っていたとか。
このうるま市では闘牛が人気。また、この市内で育ったグアバの実を使って作られた水まんじゅうの『粒香』も評判だ。青い海でのダイビングも最高!
活動は2000年からと長く、2012年には仲宗が結婚し、出産した。ちなみに子供は女の子。
結婚式では真っ白なタイツで登場したというのだから、なんとも愛嬌のある女性だ。眉毛まで太くしてしまったのも笑える。
そんな仲宗は1983年11月1日生まれで、キロロと『さんご』というユニットを組んでいる。インスタグラムをやっており、なんと!5日で5,000人ものフォロワーがあったという。
エッセイ集を出しているし、ポエムも手書きで書いてしまう。
このメンバーのドラムの名嘉とギターの宮里は従兄妹だとは驚く。
これからも素敵な恋愛ソングを披露してもらいたいものだ。