葛西紀明といえば、日本の記録を塗り替える話題のスキージャンプ選手だ。
40代で現役で活躍するスキープレイヤーは世界にもほとんどいないのに、それでも躍進する彼は、中高年の夢を叶えてくれているようだ。
世界からも期待されている葛西は、スキー大国のノルウェーでかなり人気があるとか。
それに、海外の優秀な選手でさえ貰えないホルメンコーレン・メダルを受賞したのだ!
選考委員会は、この名誉ある賞を日本人が受賞することに迷いがなかった。
ちなみに、この賞は荻原健司や船木和喜が過去に受け取っている。
葛西は、あの華麗で豪快なジャンプを飛ぶ為に、体重を常に60kgに維持しているという。
この体重をキープするには、毎日のハードなトレーニングが必要不可欠になる。
裸で筋トレをする時もあるが、そのボディは20代か!と思うほどに整っていて美しい。
オスロにあるスキー博物館で賞を授与した葛西は、「毎年来るが、なかなか勝てない。今度は優勝を目指して勝ちたいと思っています」と語った。
数週間前には待望の赤ちゃんも生まれ、とても幸せともいう。これからもスキージャンプを続けていき、頑張りたいと意気込みをみせる葛西は素晴らしい。
そんな葛西選手を、ほとんどのノルウェー人が村上春樹ばりに知っているとか。
葛西は、大会の時に日本人のようにノルウェー人が祝福してくれることに感動するという。
ノルウェーメディアも「インタビューがしたい」と言うし、「高齢なのに素晴らしい仕事をしている」「技術が素晴らしい」と国民も応援している。
海外では「カミカゼ・カサイ」との名で呼ばれている葛西の妻は、白無垢の似合う日本美人だ。名前を張麿怜奈といい、葛西より13歳も年下。
料理も得意だし、マッサージ師の資格も持っているあたりは、疲れた夫の脚を優しく揉んであげているのかもしれない。
疲れがとれた夫は、「レイチェル~」と言って妻に熱いキスをするのだろう。
葛西紀明 北海道上川郡下川町 1972年6月6日生まれ 東海大四高校卒業 身長177cm