スノーボードのフリースタイルやハーフパイプを得意とする女性選手が今井胡桃だ。
14歳という若さで見事に優勝し、世間をアッと言わせた。
更に世間をアッと言わせたのは、その大きなゴーグルをとった時の可愛い笑顔だ。
アイドルか!と思うほどにキュートさのあるフェイスなのに、男も驚くほどの技を繰り広げるスノーボード選手なのだ。
所属チームは上田スキークラブ。出身は長野県上田市で、生年月日は1999年9月24日。
身長が148cmとかなり小柄で、体重が43kg。血液型はA型。
驚くのが、今井の家族は11人もいるところだ。胡桃は5人兄弟の末っ子にあたる。
大学1年生の兄の郁海もスノーボードがかなり得意。選手として活躍している。そんな兄の影響で始めて、10年にもなるという。
7歳にしてスノーボードの大会に出るとは、なんとも大人だ。13歳にしてプロの資格も取ってしまったほどの実力の持ち主でもある。
近頃は、地球温暖化で雪がしっかり積もらない光景を目にして心が痛むという。
だから、山でスポーツをするボーダーとして、環境問題に積極的に取り組んでいきたいと考えているのだ!
環境問題を考えつつも、やっぱり若い女子らしく、ゲレンデで滑る男性に目がいってしまう。
スキー場で滑る男性はみな格好良く見えるが、ゴーグルを外すとガックしなこともあるとか。
夢は兄とオリンピックに出て、五輪3大会では金メダルを取りたいと意欲を語る。
しかし、ステージが高くなればなるほど海外へと遠征することになる。その時の飛行機代や宿泊費用などが1回の遠征で何十万円とかかってしまうらしい。
まだまだ大きなスポンサーがつかないだけに、今後はそこが課題になる。それまでは資金不足で困っているという。
たびたび今井は『ACT NOW』というサイトで募金を募っている。だが、150万円のプロジェクトに50万円程度しか集まっていないのが気の毒。
日本を背負い、これから活躍してくれる今井をもっと応援してあげたい。