ドラマ『孤独のグルメ』で主人公の真面目で食をこよなく愛す、営業マンを演じる松重豊は福岡県出身の俳優だ。
1963年1月19日生まれのAB型。明治大学の文学部演劇学科を卒業し、俳優を目指す。
趣味は大相撲を観戦することだが、子供の頃からすでに好きだったという。近頃は園芸も楽しむ。資格は柔道初段とは驚きだ。
街を歩くといつも人よりも頭1つデカく見えるが、それもそのはず。身長が188cmもあるのだ。なんと、中学3年の頃には185cmもあったという。さぞ目立ったことだろう。
兄弟が多そうだが、ひとりっ子。どこか甘やかされたのか、責任を問うことが苦手のようで、バイトで大手のホテルで皿洗いをしていた時、1枚5万円もする高級な皿を何枚も割り、逃げてしまったとか。
そんな松重の好物は、汁なし坦々麺。飲み物はブラックコーヒーが好き。
孤独のグルメでは、中華を食べる回があるが、家族の分も作ってしまうほど餃子が得意。
女子力があるのか、朝はサラダとヨーグルトを食べて終わり。だからだろうか、どこか肌の艶が良い。
また健康法は愛犬を連れて毎朝6キロ歩いては体を鍛えるのだ。
でも、どうも身体が硬く、スポーツも苦手なところが親近感がわくところ。
怖がりだからホラー映画なんてたとえ出演した作品であっても観ることはできないほど。
とにかく愛妻家である松重は、仕事がオフの日には妻とスーパーに行っては買い物をするし、ドラマで撮影した店に連れて行ってあげる。
今でこそ爽やかな営業マンの役を演じるが、一昔前は任侠映画で悪の役を演じることが多かった。任侠映画でもズバ抜けて身長が高いから、主人公よりも目立ってしまうのが笑う。
孤独のグルメでは、月に数回しかないロケでもあるが、中華やらステーキやらと脂っこいものを食べることが多い。だから、撮影後には2日は食べ物を受け付けないという。
なるべく整腸剤を持ち歩いては、ドラマの撮影に挑むのであった。
驚くのが、80年代に一世風靡したザ・クロマニヨンズの甲本ヒロキと友達。出会いは中華屋で一緒にバイトをしていたとか。それ以来、30年以上も友人関係を続けている。
俳優と歌手、意外な所で出会うものだ。