正月は親戚や家族が集う大切な日だ。大切な人が集まった日には、やはり美味しい料理でもてなしたいと思うだろう。
そこで、日本ではおせちという料理を出すのだが、このおせちの料理の意味をみなさんはご存知だろうか?
縁起のよいおせち料理には、紅白蒲鉾が入っているが、白い蒲鉾は神聖を、紅はめでたさと慶びを表している。
カステラ蒲鉾は江戸時代の伊達者たちの着物に似ていたからこう呼ばれるようになった。近頃は卵アレルギーの人のために、蒲鉾で作られたものもある。
栗きんとんは1年の勝負運を願う料理でもあり、勝ち栗と呼ばれる。黒豆は元気に働けるように、田作りという小魚料理は五穀豊譲を願うという意味、数の子は子孫繁栄を願う意味が込められている。
そんなお正月に出すおせちも、時代の移り変わりと共に、様変わりしている。
女性にも子供にも喜んでもらえそうなのが、ディズニーのプーさん型の重箱に、洋風や中華料理がたくさん入ったおせち。この重箱は普段のランチ皿としても使えそうだ。
ハムやロブスター、野菜のスティック付き バーニャカウダーのおせちにはワインまで付いている。正月をドレスアップして、洋風スタイルで楽しみたい人にピッタリ。クラシックやジャズを聴きながら食べてもオツだろう。
なんと!料理にそっくりな色とりどりのスイーツが色々入っている宝石箱のようなおせちまであるのだから驚く。目玉焼きも見た目がそっくり。
子供に人気なのが、ドラえもんやマリオ、ワンピース、ポケモンおせち。それぞれ重箱にアニメキャラが可愛らしく描かれているが、ポケモンにいたっては、重箱が赤い蓋で丸みのある重箱となっているのが面白い。なかなか子供の心をくすぐるデザインとなっているのが素敵だ。
もっと変わったものがいい!という人には、深海魚おせちなんてどうだろうか。ど真ん中にオオグソクムシが2匹もデカデカと入っているのだが、なんともインパクトがある。
更に、日本で1番高いおせちは『おゝ乃』の『極』だ。その価格は税込み1,998,000円!5ノ重となり、山下漆工製のワイングラス、シャトーマルゴーが1本付いてくる。材料も高級品を使っており、鯛やら伊勢海老、マグロの生ハム、10万円のキャビアまで入っている。
ネット予約ができ、宅配で届くなんて、一度は食べてみたい。