80年代からメキメキとその名を世に広め、数々の素晴らしい映画で人々に感動を与えた名優の中の名優、トム・ハンクスには前妻との子供を含めて、3人いる。
後妻との間にはチェスターという男の子供がいるが、この息子が何かとやらかしてしまう、ドラ息子であった。名前はチェスターと言い、コカインに手を出しては依存症となったり、アルコールの摂りすぎで酷い暴言を吐く。
白人ラッパーとして歌手デビューはしたが、人種的な差別発言をしては世間からバッシングされた。暴力事件から器物破損まで、やりたい限りをしてきた。
そんなチェスターに娘が誕生した。インスタグラムにもその胸の内を投稿し、嬉しい気持ちが伝わる。そして、「彼女の誕生は僕の人生で最高の出来事だ」とコメントした。
「酒もクスリも絶った」と言い放つ彼は、娘の誕生で人生が大きく変わったようだ。ドラ息子には、こういった出来事で悪い心を改心させるようだ。
トムに似て、甘いマスクのチェスターだから、俳優にでもなるのかと思いきや、自信のクスリの経験を活かして、ドラッグカウンセラーとして仕事をする。
この娘の母親は、一夜だけ性的な関係を持ったティファニーという女性。娘の写真を公開しないのは、プライバシーを尊重したいと考えているから。
きっと、自分の過去に悪行の数々のせいで、娘にも悪影響が出てもいけないと考えたのだろう。
そんなチェスターの父親のトム・ハンクスは、東京都内にある蕎麦屋神田まつやに行き、そこの店主のおじさん達と仲良くお酒を飲んでいた。自撮りをしては、そこの客達と一緒に楽しんだ。それにしても、トムが蕎麦を好きだとは驚きだ。日本が好きなトムだから、きつと、蕎麦の持つ旨味を感じることが出来ただろう。
2016年10月28日に公開された映画『インフェルノ』に出演したトムは、ラングドンという役を演じた。記憶喪失だが、謎に勇敢に挑む彼の姿はとても凛々しい。
糖尿病を抱えて激痩せしながらも仕事をこなしたトム・ハンクスは、俳優の中の俳優だ。