美川憲一が、赤坂の華月ホールでシャンソンの良さを披露する『ドラマチックシャンソン2016』のリハーサルを行った。この特別公演は毎年恒例となっており、今年で17回目となっている。
今回は『生きる』や『愛の讃歌』などの人気の曲を含め、17曲も歌うというのだから行ってみたい。
シャンソンの奥深い魅力を楽しいトークも交えながら、たっぷりと披露するのだから、なんとも贅沢な公演だ。
美川と言えば、『さそり座の女』や『新潟ブルース』がヒットしたが、その類稀なトラブル、事件に関してズバズバっと切り込んだ感想が言えるところが面白い。
面白いと言えば、美川の子供時代のエピソードも面白い。日舞を小さな頃から習っていた。
子供の頃から化粧品でメイクをしたり、綺麗になるために水泳や縄跳びをしていた。歩く時にもおしとやかに歩いたが、肥溜めに落ちてしまうことがあったとは笑ってしまう。
将来はスチュワーデスや看護師などの女性らしい仕事が夢かと思ったら、ラーメン屋に憧れた。
年上の男にモテモテで、ディープキスをされたこともあり、小学生で好きでもない男に大切な唇を奪われてしまう。
中学時代では何人もの男子に「寝よう」と誘われたというのだから驚き。きっと、同性を惹きつける魅力があるのだろう。
そんな美川の美しさの秘訣は、魚介類たっぷりのトムヤムクンや鉄分が豊富なレバーソテー、コラーゲンたっぷりのくじらベーコンを食べること。
そして、総合ビタミン剤や減肥茶、たらの木を煎じた特性茶を飲み、身体の中から綺麗になるのだ。
また、ビタミン注射を月に1回打ち、備長炭で部屋の空気を綺麗にしては過ごす。やっぱり、金のある男は違うもので、霊芝を煎じては毎朝飲み、美貌を保つというのだから頭が下がる。