本田紗来が近畿フィギュアスケート選手権で65・09点を出し、優勝した。3回転トーループを跳んだ本田のジャンプは見事だった。
自己ベストを出した本田は、「この点数は一生忘れない」と言うあたりがしっかりしている。
でも、「望結が化粧をしてくれて、最後に真凛が手直しをしてくれた」と言うあたりは、子供らしさが感じられる。
紗来は穏やかな顔をしているが、喜怒哀楽が激しいところがある。怒った時には激しく、悲しい時には酷く悲しむ。でも、楽しい時には万遍の笑みを見せ、喜びをスケートに上手く表現できる人なのだ。
朝5時30分に起きてはスケートの練習の為にスケートリンクに行き、それから学校に行く。学校が終わればまたスケートリンクに行き、そこで夕食を食べるという。そして、夜の8時まで練習するだなんて、頭の下がる思いだ。
6歳年上の姉の真凛も、週に1日しかない休日にスケートの練習をしている。紗来が頑張るのも、「努力を怠らない」と言う姉の姿を見て育ったからかもしれない。
そんな紗来は、ちょっとした女優業をこなしており、フルーチェのcmに出ては可愛い笑顔を見せる。
きっと、将来はプロになれなかったら、モデルか女優になる可能性もあるだろう。
こんな美人で根性のある姉妹を育てている父親は本田竜一と言い、役職のサラリーマンか医者ではないかと言われている。
子育てに関しての本を出版しており、子供にスケートをさせるには月に20万円もつぎ込んでいるという。
でも、一流になるには3000万円以上ものお金がかかるというのだから、親も大変だ。この問題を解決するには、早く結果を出し、スポンサーを見つけること。
良いスポンサーに付いてもらい、どんどん良い結果を出して欲しい。