ピースの綾部祐二が来年春にアメリカに渡り、語学の勉強をしながらニューヨークでコメディアンとしてデビューを目指し、その後、俳優として活動したいと言う。
30代後半で俳優を目指すとなると、かなり限られた役柄になるだろうし、あまり仕事も多いとは思えないが、大丈夫なのだろうか。
ピースとして仕事をするのは来年の3月いっぱいで休止することとなる。又吉は「相方として応援したい」とコメントを伝えたが、なぜかツイッターで応援するところが、仲が悪そうな気がする。
それというのも、綾部は相方が本を出し、売れたことでかなり注目された。それがどうもストレスが溜まるようで、最近は一緒に仕事をする機会もかなり減っていた。
でも、綾部は9本ものレギュラー番組に出演し、仕事には困っていないのだから、別に渡米しなくても良さそうだが、芸能界に一緒にいるだけでも、どうも苦痛になるのだろう。
それに格差が広がり、自分はこのままでいいのかと悩んでの決断だったようだが、現状は英語がまったくできないとは更に心配だ。
「ビッグになるまで帰ってこない」と言うあたりは、かなり本気のようだ。ピースは解散しないと言うから、また再結成して、オール阪神・巨人のように長きに渡り、芸能活動をするのだろうか。
それにしても、いきなり芸能活動を休止して海外に行くタレントの多くは、イジメや不倫、金絡みなどの問題がある人が多い。あまりイメージ的によくないから、マイナスイメージにはならないだろうか。
アメリカ人でさえ、ごく一握りの人しか成功を掴めない日本よりも格差があるニューヨークに行き、ハリウッドスターを目指すだなんて、そこでも挫折してしまうのではないか?
でも、逆に数年後にはアメリカのお茶の間を沸かす大スターになり、レッドカーペットを歩きながら手を振る綾部の姿が見られるかもしれない。
想像すると、カンフーを身に付け、上半身裸でジャッキー・チェンのように笑いのセンス満載のアクション俳優になるか、奇妙なお笑いを見せる日本人俳優になるか。
いずれにしても、綾部の今後の活動から目が離せなくなりそうだ。