ワウリンカとの3時間もの戦いに敗れてしまった錦織圭が見た夢とは?

report66

9月10日に行われた全米テニスの試合では、錦織圭はワウリンカに敗れてしまった。3時間を超える12ゲームもの試合となり、更に現地は31度と暑いから、若さがある錦織でさえ、疲労の色が濃くなってしまった。

ワウリンカのパワーは凄まじく、経験も豊富な彼には太刀打ちできなかったようだ。

時間が経つにつれ、ラケットを振る錦織の表情が次第に苦悶の表情へと変わる様が痛々しかった。第7ゲームに恵みの雨が降り、暑さからは開放されたが、錦織には恵みの雨とはならなかったようだ。

ワウリンカはこの後、強敵のジョコビッチとの対戦が待ち構えている。

そんな錦織は、不思議な夢を見る。安藤裕子の『The Still Steel Down』という曲があるのだが、この曲を有名な歌手が大勢で大合唱しているという夢を見たのだ。

合唱バージョンなどは実際にはないのだが、夢を見終えた錦織は、その素晴らしさに「お願い!もう一回!」と願ったという。

リオのオリンピックでは、惜しくも銅メダルであったが、それでも圭は「凄く嬉しい」と喜ぶ。このオリンピックでは、”日本”という国を背負って戦うことがとても重圧であったと語っている。

でも、愛する自国の為にも、良いニュースを届けたいという気持ちが、彼の闘争心に火をつけたのだろう。

5歳でテニスを始めてからメキメキと力をつける錦織圭は、2009年に右ひじ疲労骨折という不幸にも見舞われたが、マイケル・チャンコーチの熱心な指導の元、驚くほどの快挙を成し遂げるまでに成長した。

プライベートでも観月あこというモデルと結婚も視野に付き合い、公私共に充実した日々を送る錦織の今後に期待したい。

この記事を読んだ方はこちらの記事も見ています